〚しおじり行脚考記1〛~道玄の森~
あるく歩くあるく、また歩く-。
塩尻市内の各地をじっくりゆったりと歩いてみると、これまで気付かなかった場所、見落としていたものが意外な程に浮き彫りになる。そんな小さいけれども興味深い事物をここで気ままに紹介してみたい。SNSのフェイスブック(FB)では先行掲載中!
樹齢150年余の大きな栗の木。胴回りは6m程。冬になるとその枝振りがよく分かる(=写真)。道玄の森の中でも最も大きな巨木だ。八幡様に向かって右脇にあり、この森の御神木ともいえる存在である。曲がりくねっていても力強さがある枝振り。奇怪な姿でもあるが、折れずに伸びているのがとてもいい。
道玄の森南東角にある古田姓八幡様の鳥居(=写真)。社殿を含めて全てが東向きだ。鳥居のすぐ手前は畑地(現在は宅地造成中)。参道らしきものが現在はないが、よく見ると畑の脇に細い畝道が残っている。同森の東側には古田姓の家々が並び、その昔はこの道を通って参拝したものだろう。
※道玄の森は筑摩書房創設者・古田晁記念館の北側。同森の北側墓地内には同氏夫妻のお墓もある。
— 場所: 道玄の森 (塩尻市北小野大出)
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