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これが問題の「生酒」だ!

 どうして何時まで経ってもなくならないのだろうか。最近も国内大手メーカーや食品加工業で相次ぐ製品や食品の偽造問題。実は身近でも起きていながら、地方メディアは全く報道しない。結果的に偽造した製造側を擁護するような状態では社会正義に反するので、このブログで紹介したい。やはり善意の消費者を被害者のままにしておく訳にはいかない。
 塩尻市塩尻町に笑亀酒造(丸山大輔社長)がある。そこで製造・販売した「本醸造 生酒720ml詰」から火落ち菌(乳酸菌・ラクトバチルス属)が検出された。情報提供者によると、生酒を購入したのは昨年10月で、同市内のコンビニで販売されていたもの。ラベルには「製造年月はキャップに記載」としてありながら、そのビンのキャップには何の印字もなし。要冷蔵ながら2週間程で酒が白濁して生酒とは思えないような状態に。2本購入したので1本を飲んだところ、酸味が非常に強く酒というよりも酢に近い代物だったという。
 そこで開封してない残り1本を県松本保健福祉事務所へ提出、製品の瑕疵を訴えた。その後、同事務所は同酒造会社を通じて品質検査を勧告。その結果、火落ち菌の存在が明確になった。これを受け立ち入り検査を実施、製造設備面において濾過フィルターの不良や加熱機器の故障が判明した。これにより、対象となった清酒の自主回収が必要になるが、その後、それを実施した形跡はみられない。
 この案件に関する問い合わせは同事務所食品・生活衛生課(電話0263-40-1942)へ。蛇足ながら、当初は保健所も報道発表に前向きな姿勢を見せたものの、その後に後退。政治的な圧力があったのか、なかったのか…。
これが問題の「生酒」だ!
(伝統と格式ある酒蔵ならば塩尻の醸造文化をしっかりと…)



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