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巨大津波の甚大さ

 東日本大震災による被害状況が明らかになるにつれて、巨大津波による三陸沿岸部の壊滅的被災が余りにもショッキングである。テレビ報道で気仙沼や陸前高田、仙台の津波が押し寄せる映像を見るにつけ、想像を絶する水の破壊力に驚愕するばかりだ。三陸沿岸の小都市では、1万人以上が所在不明というからその消息に不安が募る。
 水の威力というのは本当に怖い。今回の大津波には遠く及ばないかもしれないが、塩尻市でも土石流という水の被害に遭っている。それは、平成18年7月の豪雨災害である。岡谷市湊地区では9人が死亡した水害である。水の怖さといのは、これはと気が付いた時に一気に押し寄せる水の威力である。中山間地には集中豪雨が降ると必ず、地形や高低差によって自然の水道(みずみち)ができる。それが初めはちょろちょろでも短時間で川となるのだ。これをしっかり把握し記録に留めねばと思ったものだ。
 翻って今回の大震災。地震発生から10分後に大津波が押し寄せたが、住民たちは果たして安全な場所へ逃げ切れたのかが、一番の不安であった。まさかこんなに早く、巨大な津波が来るなんて-というのが実感かもしれない。あえて、塩尻市で想像してみると、周辺の山々が大崩落して土砂が次々と押し寄せる巨大な山津波が発生したと考えればいいのか…。



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