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健やかに育て9人の卒園児

 塩尻市北小野保育園で25日、卒園式があり、9人の年長児が巣立った。最近の卒園児は10人前後。40年前と比べれば4分の1程度だ。小規模な保育園ながら、心温まる演出にいつもほろっとさせられている。
 卒園児たちは皆、この日のための洋装で入場。正面の雛壇に一列に並んだ。それぞれ卒園証書を受け取ると、小学1年生になったらの抱負。「算数の引き算を頑張りたい」「お掃除をしっかりと」「プールでクロールをしたい」等のほか、中には「国語、算数、理科、社会を頑張りたい」と欲張りな発言には、思わず笑い声も上がった。
 いつも心憎いと思うのは、この1年を四季折々の写真スライドと伴に歌や合奏、呼びかけで振り返る演出。最後の歌の時には泣きじゃくってしまう女児にはついつい感動の涙も。50歳の声もすぐそこにある者にとっては、遥か昔の卒園の記憶はまったくないに等しい。でも、地元の保育園とその行事はたぶん、見守る多くの大人たちのためにあるのだと実感してしまう。

(ステージバックの写真を挿入するはずが、まだ編集方法が不明です)


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